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自分の歳は自分で決める。成熟世代のアンチエイジングサイト”モンナージュ” 最新号 BACK NUMBER
メッセンジャー
モンナージュ編集部
ドクター監修のアンチエイジングトピック
メディカル
〜米井嘉一先生のコラム〜
サビないライフスタイルを取り入れよう! 〜米井嘉一先生のコラム〜 サビないライフスタイルを取り入れよう!
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ストレスのない環境を整える、ポイントは「寝室」

体をサビさせる原因のひとつに「ストレス」があります。ストレスが溜まると、副腎からコルチゾルというストレスホルモンが分泌されて免疫力が弱まり、風邪をひきやすくなったり病気になりやすい体内環境になってしまいます。老化だって加速してしまいます。
 ストレスの悪影響を受けないためには、今あるストレスの原因を見つめ、取り除けるものは取り除き、変えられるものは変えていく努力や工夫が必要となります。

 それらの工夫はその人それぞれでしょうが、私は「寝室の見直し」をおすすめします。家はリラックスするために頭の切り替えがしやすい場所で、寝室はその最たる場所だからです。
熟睡はアンチエイジングにとって非常に大切。それを支えているのが寝室です。

  「習慣だから」と電気を点けたまま寝ていませんか?
  外の明かりが寝室の中に入っていませんか?
  睡眠を邪魔する騒音はありませんか?


寝室の明かりは消して、真っ暗になるようにして睡眠を。そうすることで、メラトニンの分泌を最大限にして、深夜の成長ホルモンがきちんと分泌しましょう。最近は外の光が遮れる遮光カーテンのほか、吸音カーテンもあるようです。少しの工夫で熟睡が叶えられるのなら、ぜひ試したいですよね。

米井のコツ 「ぐっすり眠れる」ための寝室づくりを
米井のコツ 部屋を真っ暗にして6時間以上の睡眠を心がけて
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タバコをやめると5歳若返るというのは事実です

もしあなたがスモーカーならば、今すぐにでもタバコを止めてもらいたいです。喫煙者の方にとってはタバコの害が甚大であることは、耳が痛くなるほどご存じかと思います。
具体的な害としては、ニコチン・タールなどの有害物質により肺に対して直接的なダメージを与えること。長期で見ると肺ガンや舌ガンなどもあげられます。
吸ってすぐ現れるダメージは、血圧上昇、心拍数上昇、気管支の萎縮などで、これは体が一時的に緊張状態に陥っているのと全く同じ。加えて、周囲へも同様の影響を及ぼすことも確認されています。
タバコを吸っている人たちは、吸う理由として「ストレスから解放されるため」をあげる人が多いのですが、喫煙のきっかけがストレスだったとしても、タバコを吸わないイライラは、ニコチンの禁断症状によるものです。ですから、喫煙以外の方法でストレスに立ち向かったほうが、はるかに健康的で効果が期待できるということを理解していただきたい。喫煙でストレスは取り去れません。その真逆です。
最近は禁煙外来も増えましたし、禁煙方法に関しては専門家にお任せするとして、

「とにかくタバコを止めれば、確実に若返ります。健康な体と心をキープするにはタバコは不要」

とだけ、はっきりお伝えします。
森田祐二先生による「タバコを卒業しませんか?」 のアーカイブがあります。)
もしタバコを吸ってしまったら、他人のタバコの煙を吸い込んでしまったら、ビタミンCとβカロチンを補っておきましょう。肺の粘膜をある程度修復する効果があります。ただし、これらの成分を摂取したからといって、タバコを吸ってもいいという意味ではないことを、お忘れなく。

米井のコツ 今日からタバコを止める!!
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便秘は禁物。排泄は自然なキレーション

私たちの体は生命活動に必要なものを取り込み、排出していますが、体にとって好ましくないものも取り込んでしまう場合もあります。タバコの煙や排気ガス、環境ホルモン、重金属などです。健康的なアンチエイジングのためには、体にとって有害なものを効率よく外に出してしまうことも非常に重要ですので、いくつかポイントをあげておきます。
米井のコツ 便秘にならないようにする
有害な物質の多くは便として排出する仕組みを私たちの体は持っています。ですからスムーズな排便はとても大切。快便のためには食物繊維や十分な水分が不可欠です。また、ワカメや昆布、もずくに含まれるフコイダンという成分も快便効果があります。
便秘がちな人は、こういった食での工夫をしてみて、ダメなようだったら便秘薬を使用してみましょう。便秘薬が作用する腸は腸管と呼ばれ、体の外という考え方があります。便秘薬は体の外で作用するので、薬の副作用について心配する必要はありません。むしろ、便秘そのものの害を考えてください。便秘になると有害物質を含むガスが体内に溜まり血液に取り組まれてしまいます。排出のために運ばれた有害物質が、再び血液中に送り込まれるという逆流の状態が発生してしまいます。
米井のコツ 水分をたくさん摂る。1日2リットルを目標に
腎臓で濾過された血液中の不要な代謝産物を、余分な水分や塩分とともに体外に排出します。水分は排出媒体である「尿」になるだけでなく、腎臓での濾過を円滑にするためにも役立ちます。
米井のコツ 運動やサウナ、岩盤浴などを利用して汗を流す
汗には塩分や重金属が含まれていますので、発汗することも有効です。発汗は代謝が活発である証拠です。
米井のコツ ゆっくりと深呼吸を繰り返す
呼吸の際に、炭酸ガスと一緒に呼気として有害物質も排出されます。鼻から吸って、鼻から吐く腹式呼吸を意識してみてください。深呼吸は肺のすみずみに新鮮な空気を送り込むこともできます。
米井のコツ 広範囲にわたるレーザー脱毛は、よく考えて
一般に毛根から、水銀、ヒ素、カドミウム、鉛、アルミニウムなどの重金属が検出されるのですが、微量ではありますが毛根には不要物質を排出する働きがあります。毛根をレーザーで処理するレーザー脱毛は、この機能が失われてしまうのですが、これについてはほとんど議論されてきていません。広範囲にわたるレーザー脱毛の際には、このことも含めてよく考えてみてください。
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