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自分の歳は自分で決める。成熟世代のアンチエイジングサイト”モンナージュ” 最新号 BACK NUMBER
ヴォイス
7月にザ・リッツ・カールトン大阪にて、mon-ageメッセンジャーでもある賀来玲玲先生のアンチエイジングセミナーが開催されました。(そのときの様子はこのコーナーの2006.07.21のバックナンバーをご覧くださいね) 今回のテーマは「食」だったのですが、そのセミナーでの玲玲先生のコメントには、アンチエイジングを実践していく中でのヒントがたくさん詰まっていました。そのポイントをご紹介します。
アンチエイジングとは、質の高い生活をすること。自分の人生を高めるということです。
アンチエイジングは、生活にとても密着していて、古代からずっと続けられています。今だけのブームではないのです。実際に秦の始皇帝はいろんなアンチエイジングを実践しており、そのひとつが今に続く薬膳料理です。
アンチエイジングに必要なことは「若さや健康を得るために必要なものを知ること」「老化を進めるものを知ること」です。一番必要なものは栄養です。老化を進めるものは、昔から日本人が食べていないものや、添加物です。
低温調理という、低い温度でじっくり加熱して調理する方法があります。普段私たちが行っているのは高温調理です。私はアンチエイジングを意識した料理の時にはこの方法で作っています。低温調理は食材の栄養成分が壊れにくく、使っている油も酸化しにくいのがメリット。時間がかかることなので毎回低温調理するのは難しいと思いますが、意識して実践してもらえたらと思います。
低カロリーな食事がいいのは、肥満対策という観点もありますが、アンチエイジング的にもいいことです。低カロリーな食事は、低カロリーで消化できます。これは体内で活性酸素の発生量を少なくさせることに有効なのです。
すべての食品ではありませんが、動物性のものは腸内での悪玉を増やす傾向にあります。なので、お肉を食べるときは野菜も一緒に摂るなどの工夫も必要。バランスが良い食事とよばれるものには、自然とこういった作用も働いています。
日本の食文化は、海外では「アンチエイジング的に素晴らしい」と高い評価を得ています。特に欧米では日本食を真似したくても質のいい食材がなかなか手に入らず、皆うらやましがっています。そういった素晴らしい食文化を、せっかく日本に住んでいるのですから大切にしたいですよね。
そこに住む食と文化と人は密接につながっていて、日本人の身体には日本食が一番なじみます。カタカナでしか表記できないメニューは西洋食です。私たちは1ヶ月に90回食事をします。手短なもので食事をするのか、自分で考え選んで食事をするかで、違いは出てきます。
アンチエイジングは、自分で実践することにつきます。

 

賀来玲玲先生
日本を拠点にグローバルに活躍するアンチエイジングドクター。欧州抗加齢学会認定医。
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