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メッセンジャー
中沢るみ 管理栄養士 フードコーディネイター
食からアプローチするアンチエイジング
フード
中沢るみ's アンチエイジングレシピ 「クラムチャウダー」
 「なんだか最近、ボーッとしちゃって」「今一つ仕事や勉強に集中できないのよね……」という方、もしかしたらその原因は、寝不足や疲れだけではないかもしれません。
 それは、脳が酸欠状態になっているサイン。そんな時は、鉄分とビタミンB12が豊富なあさりを食べましょう! 今回、お手軽に美味しくあさりが食べられちゃうクラムチャウダーを、中沢るみさんに教えて頂きました。

 今回の中沢るみさんオススメのアンチエイジングレシピは「クラムチャウダー」です。あさりを使ったこのレシピ、美味しいだけではなく、集中力アップにもいいんだそうです。それは何故でしょう?
 ボーッとしたり、集中力が低下したりするのは、脳が酸欠状態になっている証拠なんだとか。そこで、あさりの登場! あさりには、赤血球を作り出す鉄分と、集中力を高めるビタミンB12が豊富に含まれています。体内に入った酸素は赤血球にくっついて運ばれるのですが、鉄分とビタミンB12を摂ることで血流がよくなり、酸素がたっぷりと脳に送られるため、脳細胞が活性化されるそうです。
 また、鉄分とビタミンB12は、ビタミンCと一緒に摂ると吸収力がアップします。そのため、鉄分とビタミンB12が豊富なあさりと、ビタミンCが豊富なじゃが芋が両方入ったクラムチャウダーは、受験や面接など「ここ一番!」の集中力を発揮したい時には、持ってこいのメニューというワケなんです。

 さっそくモンナージュスタッフが調理にチャレンジしました! 火にかけたあさりの口が開いたら、サイコロ状に切ったじゃが芋やにんじん、玉ねぎを加え、あとは牛乳や調味料を入れて煮込むだけ。身近にある材料で手早く作れるのに、お味はなかなか本格派。花冷えや菜種梅雨の寒い日には、体が内側から温まります。
 小麦粉を使わないのでさらっとしているのかと思いましたが、じゃがいものデンプンのせいか、とろっとしたコクのあるクラムチャウダーになりました。じゃがいもは煮すぎると型くずれするので注意しましょう。火が通りにくいにんじんが、柔らかくなるまで煮えたらOKです。
 モンナージュスタッフは今回、「あさりの水煮」の缶詰を使ってみました。もちろん、生のあさりを買ってきて作るとより美味しいのですが、時間がない時や忙しい時は缶詰を使っちゃうのも手軽でGOOD。缶詰のあさりは小さめなので、倍量くらい入れてもいいかもしれません。
 クラムチャウダーで鉄分とビタミンB12をチャージしたら……さあ、もう一仕事!

中沢るみ's アンチエイジングレシピ 「クラムチャウダー」

材料〜2人分〜
あさり 10個
じゃが芋 1個
にんじん 1/3本
玉ねぎ 1/4個
牛乳 2カップ
ブイヨン 1個
バター 大さじ1
塩 少々
こしょう 少々
パセリ 適量

作り方
1. あさりはよく洗い、砂出しをしておく。2. じゃが芋、にんじん、玉ねぎは1p角に切る。3. 鍋にバターを入れ、1、2を入れて火にかけ、あさりの口が開いたら、牛乳と砕いたブイヨンを入れる。4. 野菜に火が通ったら、塩、こしょうで味をととのえる。5. 器に入れて、パセリのみじん切りをふりかける。
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