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メッセンジャー
中沢るみ 管理栄養士 フードコーディネイター
食からアプローチするアンチエイジング
フード
中沢るみ'sアンチエイジングレシピ「アサリとアスパラのリゾット」
モンナージュですっかりおなじみの栄養管理士・中沢るみさん直伝のアンチエイジングレシピです。「医食同源」という中国の言葉がありますが、これは毎日の食事をバランス良く食べることで、病気を予防しようという考え方です。アンチエイジングでも、考え方は全く同じ。毎日食べるもので、私たちの身体は作られているのですから、毎日の食事は大切にしたいもの。でも、せっかく食べるなら、身体に良くて、美味しくて、カンタンに作れるものがいいですよね? そんな条件を満たした、とっておきレシピです!

 今回は「アサリのリゾット」を教えて頂きました。毎日の食生活では、意外と貝類って食べないもの。でも、アサリなどの貝類には鉄分やマグネシウム、亜鉛、ビタミンB2や12、カルシウムなどの栄養素が含まれているのです。特に鉄分は重要。鉄分には酸素を全身に送る働きがあるため、不足すると身体が「酸欠状態」になり、疲れが取れにくくなったり、息切れしたり、集中力がなくなったりしてしまいます。
 また、アサリのうまみ成分は「タウリン」ですが、これはよく栄養ドリンクのコマーシャルで聞く言葉ですよね? タウリンはコレステロール値を減少させたり、動脈硬化を予防したりするほか、疲労回復や貧血改善の効果もあります。
 「最近、身体がなんとなくだるいなぁ」「疲れが取れていない感じなのよねぇ」という方、もしかしたら鉄分やタウリンが不足しているかも? さあ、「アサリのリゾット」で美味しくアサリを食べて、鉄分やタウリンを補給しちゃいましょう!

 今回も、実際にモンナージュスタッフが作ってみました。たまねぎやにんにくをみじん切りするなど下準備の手間はありますが、具を炒め始めてからは15分くらいでパパッとできちゃいます。「アサリの砂出しがちょっぴり面倒」という方には、砂出し済みのアサリをオススメします。アサリを鍋に入れた後、白ワインを少し振り入れてから蓋をして、しばらく蒸すと口が開きやすいようです。アサリが固くなるのが嫌な方は、口が開いたら一旦取り出し、グリーンアスパラガスを入れる時に、一緒にアサリを鍋に戻しても良さそう。スープは、固形や顆粒状のスープの元をお湯に溶かして使うとカンタンです。
 アサリから出るスープがご飯に染み込み、とてもまろやかなリゾットが出来上がりました。グリーンアスパラガスのシャキシャキ感がいいアクセントになっています。うまみが凝縮されているアサリの身も、プリプリしていて美味しい! 好みで粉チーズをたっぷりかけて食べると、より風味が増してGOOD。
 ちなみにアサリの語源は、(魚介類を)「漁る」から来ているんですって。お味噌汁の具に、酒蒸しに、スパゲッティーのボンゴレに大活躍の庶民的な貝ですが、たまにはオシャレなリゾットで召し上がれ!

中沢るみ'sアンチエイジングレシピ「アサリとアスパラのリゾット」

材料 〜4人分〜
アサリ 500g
米 2カップ
グリーンアスパラガス 1束
たまねぎ 1個
にんにく 1片
スープ カップ4
オリーブオイル 適量
塩 少々
こしょう 少々
粉チーズ 適量(お好みで)

作り方
1. アサリはよく洗い、砂出ししておく。グリーンアスパラガスは3pの長さに切り、たまねぎ、にんにくはみじん切りにしておく。2. 米は洗い、ザルにあげておく。3. 鍋にオリーブオイルを入れてにんにく、たまねぎ、あさり、米を炒める。4. 3に熱いスープ・塩・こしょうを加えて10〜13分炊く。5. 米に軽く芯が残るくらいになったらアスパラガスを加え、火が通ったらお好みでチーズをかける。
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