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モンナージュ編集部
食からアプローチするアンチエイジング
フード
フレッシュ・ジュースで手軽に野菜とフルーツを摂ろう!
 野菜やフルーツは、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養分の宝庫。毎日食べているもので私たちの体は作られるわけですから、野菜やフルーツもたっぷり食べてきちんと栄養分を摂らないと、美容にも健康にも繋げることができませんよね。
 でも「毎日忙しくて、外食やコンビニのお弁当ばかり」「あまり料理をしないから、野菜やフルーツってなかなか食べなくて」「朝は食欲がなくて、食べられないのよね……」という方も多いかもしれませんね。そんな時の救世主が「フレッシュ・ジュース」なのです!
 材料を切ってミキサーに放り込むだけですから、忙しい毎日でも手軽に野菜やフルーツを摂ることができます。食欲のない朝でも、口あたりのいいフレッシュ・ジュースなら、ゴクゴク飲めちゃいますよね! 今一度、フレッシュ・ジュースの魅力を見直してみませんか?
フレッシュ・ジュースで手軽に野菜とフルーツを摂ろう!
 手作りフレッシュ・ジュースのメリットは、季節の野菜やフルーツをたっぷり使えること。旬の食材を生のまま使うので、ゴクッと飲むだけで、ビタミンやミネラルなどの栄養分も手軽にしっかり摂れちゃうのです。自分で作るから、保存剤などの添加物も気にしないでOK。冷蔵庫にあるものをパパッと組み合わせて作れるので、食材が余ることがないのも魅力です。適当に切ってミキサーに放り込むだけなので、作り方も簡単。安全、簡単、リーズナブルで美味しいジュースが作れます。
 その日の体調に応じて、「風邪気味だから、ビタミンCの豊富なゆずのジュースを飲もうかな?」「疲れちゃったから、疲労回復に効くアスパラギン酸の豊富なアスパラとセロリのジュースにしよう!」と、サプリメントと同じようにジュースをチョイスしてみて下さい。

 今回、「美肌」「髪ツヤツヤ」「ストレス解消」「食事代わりに」「風邪の予防に」「口内炎ができた時に」と、女性が気になる美容や毎日の健康に効果的な、6種類のフレッシュ・ジュースをチョイスして作ってみました。レシピはいずれも1杯分です。人数に応じて、材料の量を調整してみて下さい。

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ビタミンCやβ-カロチンでつるつる美肌に!
いちご・グレープフルーツ・ヨーグルトドリンク

材料 いちご……7粒
グレープフルーツ……1/2個
ヨーグルト……1/2カップ
はちみつ……小さじ1
作り方
1 いちごはヘタを取って、半分に切ります。
2 グレープフルーツは皮と種を除き、実を取り出します。
3 すべてをミキサーにかけます。
ビタミンCやβ-カロチンでつるつる美肌に! いちご・グレープフルーツ・ヨーグルトドリンク

いちごのツブツブ感とフレッシュな甘酸っぱさが前面に出ていて、それをヨーグルトがまろやかにしています。更にハチミツが甘さとコクをプラスし、グレープフルーツの酸味がきりっと味を引き締めて、さっぱりとした後味に仕上げています。
いちごはビタミンCを豊富に含み、植物繊維のペクチンも多いフルーツです。グレープフルーツにも、ビタミンCがたっぷり。ビタミンCに美肌効果があることは、良く知られていますよね。ヨーグルトでたんぱく質やカルシウム、それに免疫力を高めて老化防止に効果的なビフィズス菌もプラスできちゃいます。美味しく飲んで、美肌を目指しましょう!

目指せ、ツヤツヤ髪美人!
2

目指せ、ツヤツヤ髪美人!
かぼちゃピーナッツミルクドリンク

材料 かぼちゃ……100g
ピーナッツバター……大さじ1
牛乳……2/3カップ
作り方
1 かぼちゃはワタを取り除き、ラップで包んで電子レンジで2分加熱します。
2 皮を除いて、適当な大きさに切ります。
3 すべてをミキサーにかけます。

 モンナージュスタッフにも大好評だったのが、このジュース。まったり、こっくりとしたかぼちゃの甘みが、口いっぱいに広がります。牛乳のまろやかさがかぼちゃとマッチし、ピーナッツバターの甘さと香ばしさがドリンクの風味を高めています。これならお子様でも喜んで飲めるのでは? 少し塩を加えて温めれば、かぼちゃスープの出来上がり! 冷蔵庫で冷やせば冷たいスープにもなり、色々な工夫の余地ありです。
 かぼちゃはカロチンやビタミンC、Eなどのビタミン類のほか、カルシウムやリン、カリウムなどのミネラルをを含んでいます。カロチンやビタミンEには抗酸化作用があり、活性酸素などの「フリーラジカル」を撃退して、老化を防止します。またビタミンEには、髪のうるおいを補給する効果もあります。美味しくジュースを飲んでツヤツヤ髪になれるなんて、一石二鳥ですよね!

3

イライラしている方に、ストレス解消ドリンク!
アボカド・抹茶ミルクドリンク

材料 アボカド……1/2個
抹茶……小さじ1
お湯……大さじ1
牛乳……2/3カップ
はちみつ……大さじ1/2
作り方
1 アボカドは皮と種を除いて、2p角に切ります。
2 抹茶はお湯で溶いておきます。
3 すべてをミキサーにかけます。
イライラしている方に、ストレス解消ドリンク! アボカド・抹茶ミルクドリンク

アボカドに抹茶と牛乳? この組み合わせ、一体どんな味になっちゃうの?と思っていたら……美味しいではありませんか! 牛乳でアボカドの青臭さが中和されて、アボカドの甘さとコクが引き立っています。後から、抹茶の香りがさわやかに立ち上ります。
 アボカドは一見野菜のように見えますが、世界一栄養価の高い「フルーツ」なんです。リノール酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸がたっぷり含まれており、ビタミンEとともに老化防止の効果もあります。また含まれている必須アミノ酸のトリプトファンには、精神を安定させる効果も。
抗酸化作用のあるカテキンや、イライラを鎮めてリラックスさせるフラボノイドを含む抹茶も加わって、イライラの撃退にオススメ。鮮やかな緑のドリンク、ぜひお試しあれ!

食事代わりにもなる栄養満点ドリンク 野菜のポタージュドリンク
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食事代わりにもなる栄養満点ドリンク
野菜のポタージュドリンク

材料 ブロッコリー……2房
じゃがいも……1/4個
玉ねぎ……1/8個
牛乳……1カップ
塩・こしょう……各少々
水……適量
作り方
1 じゃがいもと玉ねぎは皮をむき、薄切りにします。
2 じゃがいもと玉ねぎ、ブロッコリーを鍋に入れて、水をひたひたに加えて10分ほどゆでます。
3 すべてを(2は汁ごと)ミキサーにかけます。

 とても飲みやすいポタージュドリンクが出来上がりました! ゆでることで玉ねぎの辛さや臭みが消え、甘みが出ます。それにじゃがいものまろやかさ、ブロッコリーの風味が加わり、本格的なポタージュに。ミキサーにかけることでなめらかな口当たりになります。
 じゃがいもはビタミンBやC、食物繊維を含み、カリウムもたっぷりで、高血圧予防にも効果的です。玉ねぎにはカリウムやカルシウム、ビタミンCなど、多くの栄養素が含まれています。美肌効果のあるカロチンやビタミンCに加え、カリウムや食物繊維も含むのは、ブロッコリー。
 このままでも美味しいですが、温かいポタージュとして飲む場合は、ミキサーにかける時に塩を2つまみくらい入れると良いかも。お好みで味を加減してみて下さい。

5

リコピンをたっぷり摂ろう!
トマト・赤ピーマンジュース

材料 トマト……1個
赤ピーマン……大1/2個
グレープフルーツ(ルビー種)……1/2個
作り方
1 トマトはヘタを除いて、適当な大きさに切ります。
2 赤ピーマンはヘタと種を除いて、適当な大きさに切ります。
3 グレープフルーツは皮と種を除き、適当な大きさに切ります。
4 すべてをジューサーにかけます。
リコピンをたっぷり摂ろう! トマト・赤ピーマンジュース

トマトのさわやかな酸味を、甘酸っぱいグレープフルーツが更に際立たせます。赤ピーマンが入っていますが味にクセがなく、すーっと飲めます。
トマトに含まれるポリフェノールの一種のリコピンは、強力な抗酸化作用があるとのこと。活性酸素などの「フリーラジカル」の害を防いでくれるので、アンチエイジングにもぴったりのジュースですね。免疫力もアップして、風邪の予防にもなるようです。ピーマンにはカロチンやビタミンCが多く含まれますが、特に赤ピーマンの赤い色素「カプサンチン」には、抗酸化作用があります。
編集部ではミキサーで作ったため、トマトや赤ピーマンの皮が少し口にさわりましたが、ジューサーを使うとより口当たりよく、飲みやすく仕上がります。ミキサーで作って塩を少し入れると、ガスパチョっぽくなりそうです。夏にはよく冷やして召し上がれ!

口内炎ができちゃった!という時に バナナ・ココア・ミルクドリンク
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口内炎ができちゃった!という時に
バナナ・ココア・ミルクドリンク

材料 バナナ……1/2本
ココア……小さじ1
お湯……大さじ1
はちみつ……大さじ1
牛乳……3/4カップ
作り方
1 バナナは皮をむいて、2pの輪切りにします。
2 ココアはお湯で溶いておきます。
3 すべてをミキサーにかけます。

人気の「バナナミルク」にココアを足したドリンクです。バナナの甘みと牛乳のコク、それにココアの薫り高い風味が混じって、とても飲みやすく美味しいドリンクが出来上がりました。飲みごたえがあるので、「ちょっとお腹が減った」という時にも良さそう。子供から大人まで、朝食やおやつにオススメです。また、風邪をひいて食欲が落ちた時や、口内炎ができて痛み、食事を食べにくい時に、トロッとした栄養満点のジュースが大活躍! 
 バナナの栄養成分は、ビタミンB1、B2、Cにカリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維と盛りだくさん。すぐに消化吸収されやすいブドウ糖や果糖、ショ糖を含むため、素早いエネルギーチャージにもってこいのフルーツです。ポリフェノール類も含まれるため抗酸化作用もあり、セロトニンやぬめり成分の粘液多糖類が、胃潰瘍の予防や改善にも一役買います。また、ココアに含まれるカカオマスポリフェノールは、十二指腸潰瘍のもとになるピロリ菌を撃退してくれるそうです。
 口内炎の原因はビタミン不足や胃腸障害、ストレスが原因の一つと考えられているそうです。表に出る炎症は、体の内側から送られてくるSOSのサイン。炎症だけを治そうとせずに、「栄養が偏っているな」「胃腸に負担をかけているかも」「最近疲れているのかな」と体の声を聞き、心と体を整えて早めにケアできるといいですね。

フレッシュ・ジュースで手軽に野菜とフルーツを摂ろう!
 フレッシュ・ジュースの作り方は、至って簡単。むいて、切って、ミキサーにかけるだけ! どれも3〜4ステップで作れちゃいます。やってみたら、思ったよりもずっと簡単でした。モンナージュスタッフも、すっかりフレッシュ・ジュースのとりこ。
 野菜やフルーツを色々と組み合わせることで、バラエティ豊かなジュースができます。好きな野菜とフルーツで、自分だけのジュース・レシピを考えてみるのもいいですよね。
 美味しくて栄養満点のフレッシュ・ジュース。あなたはどのジュースがお好きですか?

参考文献:『手づくりジュース353レシピ』川野妙子著 池田書店
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