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自分の歳は自分で決める。成熟世代のアンチエイジングサイト”モンナージュ” 最新号 BACK NUMBER
メッセンジャー
執筆者:モンナージュ編集長 寺山いく子
アンチエイジングで美しさにに磨きをかける
ビューティー
 
「植物の威力とトリートメントの極意を体感できる
 まさにアンチエイジングケアが可能なサロン」
「植物の威力とトリートメントの極意を体感できる
 まさにアンチエイジングケアが可能なサロン」
「植物の威力とトリートメントの極意を体感できる
 まさにアンチエイジングケアが可能なサロン」
1 私にぴったりのサロンを見つけたい!そう思ったら・・・・

誰しもトリートメントを受けにサロンに行った経験があるに違いない。
ただそこでの満足度はどうだっただろうか?
「まぁこんなものかな」「ここならリピートする」「思ったよりも良かった」
「もっとほぐされるかと思ったがそうでもなかった」
いろいろな感想があるに違いない。
満足度が高かった場合はリピートになるが、満足度が低かった場合、大抵はそのままで終わってしまい足は遠のくことになる。

そこからサロンジプシーの幕開け、なんてことになりかねないのだ。

そもそもサロンに行く目的って何だろう?
ゆっくりと人の手で施される気持ちよさは格別だ。
「気」が充実し、朝すっきり目覚められるのは理想だけれど、現実はなかなかそうはいかない。だからこそ日々の小さな積み重ねは大事だがわかっちゃいるけど、実行にどう移せばいいのか?!悩みどころである。

ついつい若さや気力と体力に任せて、「私がやらなければ!」と無理を重ねてきてしまっている女性達のボディには、残念ながらいろいろなものが蓄積している。だからこそ、ではないけれど、不調がたまった体をそのままにせず定期的にメンテナンスする事はアンチエイジングな考え方からも必要だと感じる。また良い状態に持っていき、それを維持する為にサロンは1回きりで終わるところではないとも思う。何しろ長年で蓄積されてしまったいろいろなものを様々な形で何とかしていく場所なのだから。
またそんなの感じないし、運動しているから大丈夫!も、ちょっと待って。
運動だけで解決しないことも体は抱えます。動けば活性酸素も出ますしね。

さてもはや慢性的であっても単に「肩こりですね?」とか「目がお疲れのようです」と言われながらほぐされただけでは、なんだか満足度に欠けるという人も多いと思う。プラスして年齢と共に感じてくる不調・体のSOS・気になる肌状態、そして何よりも女性は体とココロの直結部分が大きい!病院に行く手前で、つまり未病のうちに総合的にトリートメントしていきたい人が多いのではないかと思うのだ。これ、まんま“アンチエイジング”に繋がるのである!

真摯に自分の体調や体質と向き合い、体の声を聞く事ができるようになると力の入れ方や外し方、例えば「今日はこの辺にしておこう」というようなセルフコントロールができるようになる気がするのだが、いかがだろう?サロンと向き合う時、体を委ねるだけではなく精神までほぐされる期待をするのが、今というものだろう。

そんな今な魅力がたっぷりの羅漢和をベースとするサロン「ルボア」は、表参道ヒルズの一角にひっそりとたたずんでいる。

2 都会に森を
ひっそりとただずんではいるが、すでに店外までいい香りが漂い、まさに森の中に惹きこまれるようだ。清潔感あふれる店内に、落ち着く照明とスタッフの方々の笑顔が。

「森をつくりたかったのです。人々が癒される、そして癒されるだけではなくて、元気が出る場所。元気をもらって帰れる、それがルボアです。」

そう、単なる癒しの場ではない。ここは以前モンナージュCultureVol.15で対談させていただいた森田敦子さんの会社が経営するサロンのひとつ。

少しおさらい。羅漢和とは、ラテンの羅、東洋の漢、そして日本の和の意。気・血・水のバランスを重視する中医学の考えに基づきながら、日本古来の薬草と西洋で発展したハーブを日本人に一番しっくりくるように各分野を融合、植物の力を借りたオリジナルの"和漢薬トリートメント"。心身のエイジングと上手に向き合いながら、特にココロの部分は他人任せにせず、自分でコントロールするサポートをしていくというもの。

いい香り、だから、アロマ、だけではないし、また植物オイルだけでも豊富な品揃えで、「この植物ってこんな香りと効能があったんだ!」という新しい発見もありで、本当に、楽しい。

しかも楽しいだけではない。
皮膚トラブルがあると、通常のサロンでははっきり言って受け付けてもらえないことが多い。でもここは違うのだ。カウンセリングにかける時間が多いのも特徴だが、植物の恩恵を預かって、その力を借りてケアしているその力は半端ではない。単純なブレンドやオリジナルではなく、まさに植物を知り尽くした人の、植物を愛して止まない人の成せる業、これぞ職人芸といえる。

今回はぐだぐだと書かずに、場所と連絡先を教えますので行ってください、で終わりたいところですが、やはりまずは疑似体験していただかなくては!

3 五行陰陽説に基づくメリディアントリートメント
  アンケート記入
 
2 アンケート記入  
   密なカウンセリング
 
2 密なカウンセリング  
  体の部位チェックなども
 
2 体の部位チェックなども  
通されたカウンセリングの為のブースに座ると、すっきりとしたお茶が出る。(その日によって違うよう)そしてシートに自分の状況を記入していき、これを基に施術者が顔色・肌色・肌質などと同時に、体の部分をチェックしたり、話したり、を繰り返して、カウンセリングは進んでいく。
はじめての方は30分くらい、だろうか。漠然とコースを決めずに行っても構わないし、逆にあらかじめ決めていっても体調などによって変更もありなので、まずはこのカウンセリングで気負わず、隠さず、素直になるのがいいと思う。私は結果、五行陰陽説に基づくメリディアントリートメントと、五行ミストをオプションでつけるコースとなった。

ここで使うオンクチュウ(仏語でふんわりとした、という意)クリームは独特で、24種類もの成分配合だという。オイルではなくクリームなのはクリームにしかなじまない成分もあったためで、実際のトリートメントではぬるま湯で少しのばして肌にのせていくのだそうだ。

年齢が重なれば、いろいろな経験を積んで少しは学んでいることもある。しかしながら、体力の衰退をどう遅らせ、気力とのバランスをとっていくのかは当面の課題になる。基本になるのは「体」である。このメリディアンコース、人体のいちばん大きな器官である皮膚から吸収されるエッセンシャルオイルの薬理成分が直接ぐんぐんアプローチしてくるのが、わかる。
皮下組織のリンパ液や血液に流れ込み、体に蓄積している良くないものが早く体から出たがっているような感を味わうのだ。結果、さまざまな体調不良が見違えていくのも納得。後ろ向きから仰向けに変わり、ツマリやこもっているものを追い出すために脇の下をグイっと、お腹もキューっと遠慮なくされるところがお見事です。(日本では意外に触れてもらえないパーツだったりします)

そして何よりも経絡に沿って行うハンドトリートメント、いや、微妙に力加減を調節しながら渾身の力でトリートメントしていく、止まらない流れるような手の動きがたまらない感覚である。時には後ろ向きになって施術することも。もっともされている側は知る良しもないのだが。しかしながら、メインで3つあるボディトリートメントの中でも人気のあるコースだそう。おそらくサロンジプシーをも虜にしているに違いない。

何も言わずでもいいし、しゃべりまくるお客様もいるらしい。セラピスト達がどんな対応にもスムーズに応えてくれるのが嬉しいし、女性はその日によって、また朝と夜でも違うから、自動的に長いお付き合いになっていくのであろう。

セラピストの方に、ちょっとだけ意地悪な質問をしてみた。
「いろんなお客様がいらっしゃると、ご自身のストレス発散などはどうされる?」
「施術中の植物で癒されますし、元気をいただけるので、基本的にはストレスはたまりません。私達がストレスの固まりだったら良い施術はできませんし、ね」
あっぱれ!です。

塗布中に髪の状態も見極めていく
2 全身を使ってトリートメントするセラピスト:上半身  
塗布中に髪の状態も見極めていく
2 こちらも全身で:下半身のトリートメントを  
  塗布中に髪の状態も見極めていく
2 お腹周りがキューッとして  
  塗布中に髪の状態も見極めていく
2 脇までグイーッといきます!  
  テントが閉じている状態
 
2 テントが閉じている状態  
  座るところ。格子の下からミストが
 
2 座るところ。格子の下からミストが  
  中で、トロケテマス・・・・
 
2 中で、トロケテマス・・・・  
  薬草がミストになり全身に行き渡り、鼻からも吸収される
 
2 薬草がミストになり全身に行き渡り、鼻からも吸収される  
4 陰陽五行ミスト
カウンセリングが重要なのは、同じ人でも来店した日の体調や気分はそれぞれ違うだろうし、それによって好みの香りも変われば、施術方法も違うのは自然な事なのだから、その時の状況をよく知るということではもっともだ。
陰陽五行ミストはまさにその日の体調や気分で選ぶものが変わるかもしれない、けれどミスト後は、とてもすっきり晴れ晴れとした気分になれる、新鮮な体験をした気分だ。

韓国でみたことのあるような形のミストに大きなテントを張っていて、その中に入る。最初は5分ほど手前に浅く腰掛けて、腰周辺を温める。その後に後ろに深く座りなおして、お茶を飲み、本を読む。ボーっとしているだけでもいい。20分ほど経ってくると、ジワジワ汗だったのが、タラーッと流れる汗に変わり全身から汗が吹き出てくる。そんな状態なのにも関わらず、体で冷えている所が、もっと冷えてきて「冷たい!」と感じる事だ。不思議なのはカウンセリングの時に受けた五行に沿ったブレンド薬草効果なのか、昔、懐かしいシーンを思い浮かべたり、記憶の奥にしまいこんで忘れていたものを思い出したりして、精神も解きほぐされているのであろう、なかなか楽しい時間なのだ。ちなみに今回の私のブレンドは「水」に対応するものだった。

五行ミスト単独の45分というのもあれば、コースのオプションで30分もありしかもコースの際は前後、どちらかはその日の体調で。これだけに通ってくる方も多いと聞く。私も実はその一人です。

5 トリートメントをした夜は・・・・
すっかり、毒も抜けたところですっきり元気も取り戻し、顔のくすみもなんだかうっすら透明感に変わりました。年齢と共に代謝機能が衰える、同時に解毒の代謝機能も低下するのは素直に受け止めて、それを何とか溜め込まず、かつ代謝機能もUPしたい(維持したい)となれば、日頃、自分で気をつけることと同時に、時にはプロの手を借りて良い刺激をいただくというのも大事かと思います。それによって気づかされる部分も沢山あるような気がします。

アロマやハーブ、薬草、漢方、生薬、和漢植物・・・・と呼び名が違っても同じものをさす事もあれば、その国々で独特のものもある。ルボアで日本人に最もふさわしいようにブレンドした植物でのトリートメントは思いのほか、個々に偉大な力を発揮してくれます。自然だから安心とか、逆に自然だから効果がどうなのか?みたいな思い込みを一度捨て素直に体を委ねて見るというのも素敵な気がします。

森に行って、あれこれ考える人はあまりいませんからね!元気をいただきに、ルボアという都会の森を覗いてみてはいかがでしょう。そしてその日の夜くらいは、パソコンを閉じて自分の持つ自然治癒力を感じてみるのもいいのではないかと思います。

椅子に腰を下ろし足を前後にさせた状態
2 椅子に腰を下ろし足を前後にさせた状態  
足を組むのは良くないけれどやめられない人、必見!
体のズレ、気になりますか?背骨が曲がっている気がする・・・
そんな方々に椅子の座り方、伝授いたします!
1 足の親指の内側同士とかかとの内側をくっつけます。
2 膝の内側同士をしっかりとくっつけます。
3 臀部の筋肉をキュッと引き上げます。
*最初のうちは膝の後ろは椅子についているほうが座りやすいかも
4 そのまままっすぐ下方に下がり、椅子に座ります。座りはかなり浅めです。膝は開きません。くっついたままです。足先がつらければ膝を
つけたまま足先のみ前後させてください。これで骨盤の上に、まっすぐ仙骨がのりました。上半身はとても楽になり、無理な力が入りません。またこれで足を組む必要がなくなります。是非、毎日、意識してみてください。パソコンの時もこの姿勢で!360度、抜かりのない美しい座り方です。誰が見ても素敵ですよ。
体の中心である骨盤と仙骨の位置関係を見直したい方の座り方を
今回、ルボアのセラピストの方に特別に教えていただきました。
 取材にご協力くださったサロン
トータルビューティーサロン Resplendir(レスプランディール)・南青山 le bois(ルボア)
東京都渋谷区神宮前4-12-10
表参道ヒルズB2F
TEL:03-5410-0231

※ 写真:藤本セラピストと一緒に

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