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健やかな髪の成長・保持に欠かせない、ミネラルとビタミン

ふさふさとした健やかな髪は、誰もが持ち続けたいと切望するもの。しかし、歳を取ると共に、抜け毛などの悩みも増えて来ます。いつまでも健康な髪を保つためには、偏った食生活は大敵。バランスの良い食事を心がけ、その上で不足しがちな髪に良いミネラルとビタミンを、サプリメントから効果的に摂取してみるのもひとつの方法です。


育毛に不可欠な最強ペア―タンパク質とビタミンB6

抜け毛には、ストレスや薬の副作用、ヘアカラーやパーマ液などの影響、直射日光など、様々な要因があります。偏った食生活も、髪にダメージを与える一因。そう、髪は健康のバロメーターでもあるのです。
 髪は、多数のアミノ酸が結合してできたケラチンというタンパク質で作られています。皮膚の角質層や爪も、ケラチンにより形成されています。ケラチンを作るためには良質のタンパク質を摂ることが必要で、植物性なら大豆や玄米、とうもろこし、動物性なら肉や魚、卵から、タンパク質を摂ることができます。しかし、タンパク質を十分に摂っていても、ビタミンB6がなければ、タンパク質をアミノ酸に変えることができません。
 ビタミンB6はいわしやまぐろ、さばなどの魚介類、大豆やバナナ、さつまいもなどの果実・野菜類に含まれています。特に効果的にビタミンB6を摂取できるのが「ビール酵母」。最近脚光を浴びているビール酵母には、ビタミンB6を始め各種ビタミンや食物繊維などが含まれています。特に、人体では作り出せない必須アミノ酸が9種類全て含まれている、非常に優れた成分なのです。
 また、必須アミノ酸の中でもL-リジンに、育毛促進効果があることが解明されました。その他に、前立腺肥大症に有効なノコギリヤシも、育毛に効果があるとして注目されています。


つややかな髪を保つミネラルとビタミン

 育毛の次に気になるのは、つややかで美しい髪をどうやってキープするか、ということではないかと思います。「髪に良い食べ物は?」と言われて、誰もがパッと思い浮かべるのは、ワカメや昆布などの海草類ではないでしょうか。ワカメや昆布は、ヨウ素や亜鉛など、髪の成長を助ける必須ミネラルを豊富に含んでいます。また、ワカメにはコンドロイチンという成分が含まれており、髪の保水力や弾力を高めてくれます。
頭皮を健康に保ち、血管の目づまりを防ぐためには、ビタミンエース(A、C、E)とEPA(エイコサペンタエン酸)が効果的です。ビタミンAは緑黄色野菜やうなぎ、ビタミンCはレモンやオレンジなどの柑橘類、ビタミンEは玄米やごま、ナッツ類、そしてEPAはいわしやさばなどの青魚に多く含まれています。
しかし、いくら髪の健康に効果的だからと言って、海藻類や柑橘類ばかり摂っていればいいというものではありません。やはり、バランス良く栄養を摂ることが一番の基本で、その上で不足分をサプリメントなどで補うのがベストです。

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【L-リジン】
リジンは必須アミノ酸(体内で合成できないアミノ酸)で、体の窒素バランスを正しく保つ働きがあります。また、神経システムに直接入り込み、免疫機能を高めます。カルシウムの吸収や、骨や肌、爪などに含まれるコラーゲンの形成、タンパク質の生成に重要な働きをします。また近年、男性ホルモンのアンドロゲンによる脱毛や、遺伝性の脱毛に対する育毛効果が期待されています。体内で合成できないため、食品やサプリメントから摂取する必要があります。

【ノコギリヤシ】
ノコギリヤシ(ソーパルメット)は北米南部原産のヤシ科シュロ属の植物で、果実の部分が使用されます。近年の研究で、前立腺肥大症(BPH)に効果があることが確認されています。主に男性の排尿障害を改善する働きがありますが、最近の研究では、抜け毛の原因である活性型男性ホルモン(DHT……ジヒドロステロン)を作り出すリダクターゼという酵素を阻害するため、育毛に効果があるとされています。

【EPA(エイコサペンタエン酸)】
EPA(エイコサペンタエン酸、IPAと呼ばれることもあります)は、魚介類に含まれる不飽和脂肪酸の一種です。血流を妨げる悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞、脳血栓など、血管の病気の予防に効果があります。また、癌細胞の攻撃から、正常な細胞を守る働きもあります。いわしやさばなどの青魚に豊富に含まれます。

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